季節はもう獅子座

　
←これでシャンパンタワーしてみたい・・・じゅるる
　
　
　
　
　
　
蟹座6/22〜7/22
実はこの間の週末に、イノカニリンダのばばすでがありました

週末であったことと
記念すべき20代最後の誕生日ということもあり（ぇ
気を利かせたのかJr.はお留守番をしていると言うので
帰ってきていた夫と二人でドレスアップをし
夫が予約してくれた郊外の高台にある
おしゃれなイタリアンを食べにいきました
　
　
予約時間通りに到着し、その店で一番良い窓際の席に案内され
まずはシャンパンで乾杯

夜景がきれいね・・・

などと、アルコールとムードに酔いながら言ってみたりしてw
　
　
そして料理の方も記念日ということもあり
その店で一番自慢のフルコースが出てきました
　
　
とてもおいしく満足したので、店を後に車を発進させる夫

連れて行かれた先は、高層ホテル最上階のバー

目下には宝石を散りばめたような綺麗な夜景

そしてアルコール

夫が耳元で囁きました

「下に部屋を取ってあるから。。。」
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
などという きっしょい 甘い誕生日なはずはなく
実際のリンダのお誕生日
再現VTR　れっつ　りっすん！（★ちゃん風）
　
　
えー、まず、誕生日当日、ふつーに出勤日でした

夕方6時頃家に帰り、すぐお風呂に入り
　　　　　→ガッツリ飲むこと前提
その間夫に、近所の居酒屋さんに予約を入れておいてもらう
　　　　　→リンダがその店をリクエストした
　　　　　　だって夫とむ〜でぃ〜なお店に行く必要などないから

お風呂から上がり、10分ほどで家を出
　　　　　→髪は洗い晒し、当然すっぴん、当然Jr.も同行♪
近所の居酒屋さんに到着
　　　　　→お店のママは、いつも婦人会でお世話になってるね〜さま

とりあえず生大で乾杯
　　　　　→イロケなどいらないから、もちろん乾杯はびーるで♪

いろいろツマミを注文し
ばくばく取り合いながらカッ食らうリンダ家御一同
　
　
程よく酔い、程よくハライッパイになり
程よく帰路に着こうとしたそのとき！

先日Jr.が借りたビデオの返却日だということを突如思い出し
Jr.を家に送ってから、そのまま夫の運転で
ビデオを返しにTSUT○YAへGO

返しに行ったついでに、自分へのお誕生日プレゼント♪などと
ワケのワカラン言い訳をしながら、DVDを借りるリンダ

借りたのはもちろん、軍隊モノ＠韓国∴グロい♪

この時点で、家に帰ったら借りたDVDを観ようと意気込んでいましたが
帰り道、夫の車の中でみていたテレビ番組がおもしろく
思わず家に着いてからもリビングで続きを見てしまいました

見終わったのは11時でしたが、それから映画を観ると
終わるのは深夜の1時過ぎ

あるこーるが入ってすでにねむねむなリンダは
そんな時間まで起きていられる自信などありません

なので、今日は映画を観るのは諦めてもう寝ようとしました
　
　
すると夫が「観ないの？」と聞いてきました

「うん、今日はいい
　寝るわ」

とリンダが答えると

「ホントにいいの？」

と更に言ってきます

「うん、今日はもう眠いからホントにいい」

と言ってもまだ言ってきます

「これ観たかったんでしょ？
　ホントにいいの？
　別に観ても構わないよ？」

・・・なぜお前が許可を出すのだ？

というツッコミはお誕生日だから置いといて
しかしそこまで言うのなら、ちょっとだけでも観ないと悪いかなと思い

「んじゃ、サワリだけ・・・」

と言って観出したのですが、そのうち夫は側で高鼾

だけど・・・うぅーん、、、映画は期待はずれだったかも・・・

と、ガマンして観ていると、たいしておもしろくもなかったのですが
段々と入り込んでいってしまいました

　
　
　
どれだけ時間が経ったのでしょう

といっても、まだ半分も観ていないような頃

突然ムクッと起き上がった夫

「先寝るわ」

あれ？
なんか怒ってます？

「・・・わからん」

この夫、怒っていないときは慌てて「怒ってないよ」と否定しますが
なぜか怒っているときは「わからん」と答えます

しかしなぜ夫が怒っているのか、こっちの方が「わからん」

「なんで怒ってんの？」←ソボクなギモン

「・・・わからん
　寝る
　おやすみ」

と言って、二階へ行きました
　
　
構われなければ楽なので
このまま放置しておく方がいいのですが
あとで面倒なことになりかねなかったので
とりあえず、リビングのテレビやDVDを消し（長期戦に備えて）
リンダも二階へと上がって行きました

「なんで怒ってるん？」←すでに不機嫌リンダのできあがり

「・・・怒ってないよ」←怒っていることはミエミエ

「なんでや？」←ブチギレ4秒前

「・・・わからん」←最初からわかっているはず

「・・・」←もう話す余地無し

黙って自分のベッドで寝る体勢に入ったリンダに
とうとう逆上した夫

「お前がサワリだけと言ったくせに
　いつまでも観てるからやないか！」

は？

「オレは全部観ても良いと言ったのに
　お前は自ら“サワリだけ”と言って観出したんだろ！
　なのにいつまでも観てるからやないか！！」

あ〜映画の話か〜

つか、チミは寝てたろ？
だったら、こっちはナニしてようが関係ないやん

てな感じで思ってましたが
実は意外とケンカしても（最初は）言い返さないリンダ
カッとなって、筋の通らないことを言ってしまったり
うっかり「アホ！」「ボケ！」とかといった
本題と関係のない単語を発してしまったりして
逆に部が悪くなる恐れがあるため
感情的になればなるほど、気持ちを抑えなければとならないということを
この35年の間にようやく学習しつつあるのであります
　
　
しかし夫の方はといいますと
出るわ出るわ感情出るわ
リンダが抑えれば抑えるほど
夫の方はもう溢れんばかりに感情的に怒ってきます

「今日はお前の誕生日だから
　怒らないでおこうとガマンしてたけど
　お前のあの態度にはもうガマンならない！
　調子に乗るのもいい加減にしろ！！！！！」

はぁ・・・
観てもいいと言われた映画を、夫が思っていた以上に観ただけで
調子に乗るのもいい加減にしろかよ
やれやれだわ

「明日、実家行きは無しだからな！」
　　　　　　　（注：翌日、リンダの実家で
　　　　　　　　　　リンダのお誕生会と称した飲み会を
　　　　　　　　　　開催してもらうことになっていた）

たぶんここでリンダが泣きついて
ごめんなさいとでも言うと思ったのでしょう

しかし、自分の方が悪いなんて微塵も思っていないリンダ
反抗すればするほど、夫の思う壺なのだろうと思い

「・・・わかりました」

自分でも驚くほど冷静で静かに返事をしました

「ぅ・・・
　あと、来週の買い物行きも無しな！！」
　　　　　　　（注：翌週末、悪友モモと一日中買い物三昧で楽しもう♪
　　　　　　　　　　と約束していた）

「わかりました」

「ぅぅ・・・
　あと今後、酒飲むのも無しだから！！！」

きっとこれが夫の切り札だったのでしょう

・・・つか、切り札が酒かよ......orz

しかしリンダの返事はもちろん

「わかりました」

でした

これには夫の方がたじたじ
勝ち目が無くなってきた夫はもう一度念押し

「本当にいいんだな！？」

「いいです」

リンダ即答

返す言葉が無くなった夫
最後の最後に言ったのは

「わかった！もういい！
　おもしろくねぇ！！
　赴任先に帰る！！」

と言って、寝室を出て行こうとしました

正直夫がそのまま帰ってくれれば楽ちん極まりありません
しかしそのまま帰してしまうと、今後のリンダの立場が弱くなります
（いつまででもネチネチ言われそうだから）

なのでとりあえず引き止めてみました

「ちょっと待ってよ」

とっても小声で言ったのに
夫、瞬時に部屋に戻ってきました

引き止めてほしいなら出て行くなよな
やれやれ

「たしかに“サワリだけ”と言ったのに
　たらたら観ていてごめんなさい」

後で謝らなかったことを突っ込まれるのも面倒なので
とりあえず、非は認めて（開き直って？）謝る
負けたフリしてあとで勝つ！
持ち上げて落とす！！

すると案の定、夫が待ってましたとばかりに再度怒り出しました

「まったくだよ！
　お前がすごく観たそうだったから
　オレはちゃんと観ればいいと思った
　だからそう言った
　なのにお前はサワリだけなんて言うから
　オレもそうなのかと思ったんだ！！」

・・・夫よ、なにか大事な部分がごっそり抜けてないかい？
勝手に編集してないかい？

たしかにリンダは「んじゃ、サワリだけ・・・」と言ったさ

たしかに言ったが、その前のヤリトリ

再現VTR、すたーと！

すると夫が「観ないの？」と聞いてきました

「うん、今日はいい
　寝るわ」

とリンダが答えると

「ホントにいいの？」

と更に言ってきます

「うん、今日はもう眠いからホントにいい」

と言ってもまだ言ってきます

「これ観たかったんでしょ？
　ホントにいいの？
　別に観ても構わないよ？」

・・・なぜお前が許可を出すのだ？

というツッコミはお誕生日だから置いといて
しかしそこまで言うのなら、ちょっとだけでも観ないと悪いかなと思い

ココがごっそり抜けてるやろ！

そう指摘すると、夫は急にシュンとなり

「ぇ・・・ごめん・・・その部分、覚えてない・・・」

おっしゃ！これでリンダ優勢！

そして、怒り極まったリンダ
ここで反撃＆女の武器・涙に登場していただきました

「たしかに前々から観たくて借りた映画だったけど
　今日は時間も遅くなったし、でも映画はやっぱり通しで観たいから
　あの時間から2時間も観れる自信もなかったし
　だから何度も何度も「今日は観ない」って言ったのに
　あまりにも観なくていいの？ってあなたが聞いてくれるから
　そこまで言うならせっかくだからサワリだけ観ようとしたけど
　やっぱり止める事できなくなっちゃって
　でもあなたは側で高鼾で寝てるみたいだったから
　目を覚ますまでいいかなと思って・・・」

ボロボロ涙を流して、びーびー泣きながら
しかしトチることなくこの長台詞を言って抜かしやがった女優リンダ

普段あまり泣いたりしないリンダにおろおろし出した夫

「ごめん！
　本当に最初のヤリトリは覚えてないんだ
　オレがそう言ったのなら、リンダが観入ってしまって当然だよな
　本当にごめん」

この時点でリンダの勝利は確実でした

が、蛇のように執念深いリンダ
それぐらいの謝罪じゃ
さっきまでの言いたい放題を許すなんてとてもとても・・・フッ.....
リンダ、そこまで夫に対して心が広くありませんし
そこまで夫に対して心を開いておりません　うふ♪

そしてここからがリンダの反撃です
なんのために悪くも無いのに謝ったか
なんのために全ての楽しみを（口だけだけど）捨てる覚悟をしたか
全てはここからの反撃のためです♪

とりあえず、泣いて泣いて泣きながら言い放った台詞

「35にもなって、誕生日なんてたいして嬉しくもないけど
　あなたが帰ってきてくれて、Jr.と家族3人でごはん食べに行けて
　そうは見えなかったかもしれないけど
　これでもすごく楽しみにしてたのに！
　なのにその結果がこれなのね！！」

と、半分本当（Jr.とごはん♪）半分嘘（夫が帰ってきたこと）を
うまく交えながら、涙ながらに訴えてみた

夫はそれはそれは申し訳無さそうに、何度も何度も謝ってきました

が、リンダの怒りはまだまだ収まりません
やられたらやり返す！
やられたら100倍返し！！

「それに映画を観たことと、実家へ行くことや買い物へ行くこと
　挙句、酒を飲むこととどんな関係があるの！？
　あなたはいつも言ってたよね
　実家へ行ってれば、心配しなくていいからどんどん行っていいとか
　リンダが遊びに行けば、自分も遊びに行きやすくなるから
　行っても全然構わないとか
　酒を飲めばご機嫌にいつも笑ってるから、体を壊さない程度に
　楽しく飲めばいいとか、あれば全部嘘だったのね！！！！！」

リンダ段々調子付いてきました

「いや、ちがう！
　あれは全部本当に言ってたんだ！
　ただ、今はそう言ったらリンダが嫌がるかと思って
　思わず口から出てしまったんだ・・・」

こっ子供ぢみてる！

「あなたの言うこと信じてきたのに
　もう信じられない！」

「・・・そっか・・・
　オレの言うこと、そんなに信じられないのか・・・」

・・・あ、しまった、ここがボーダーラインか
それ以上のことは言わないでおこう（汗）

と、冷静に判断しつつ、しかし夫のボーダーラインぎりぎりまで
責めてやる・・・ふふふふふ

もちろんその間、号泣しまくり
都合の悪い部分は、わぁーーーーーーー！！！！！と
声を出して泣いてごまかしてみたり
ときには泣くのをこらえ
でもこらえきれなくて嗚咽となって声を漏らして見たり
そんなこんなを使い分け、その日は疲れてもきたので
とりあえず夫を許してみたものの
泣きながら（泣きまねしながら？）寝ました
　
　
翌朝、8時半過ぎ
だだだと階段を上ってくる夫の足音で目が覚めました

うっせぇなぁ・・・ボソッ

と言ったのは、夫には聞こえなかったはず(笑)

「リンダ、今日は9時からJr.の学習塾の懇談会じゃないのか？」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うぉーーそうだったーーーーーーーーーー!!!!!

慌てて服に着替え、とりあえず洗顔と歯磨きをし
ふと顔を上げて鏡を見ると・・・
　
　
　
そこには昨晩泣いて泣いて泣きまくったあと
そのまま寝てしまった代償が
リンダのただでさえ腫れぼったいまぶたに
ぱんぱかぱんに現れていたのでした。。。

どうすることもできないので
そのまま懇談会へと行きましたとさ

懇談会へ行くと先生が人相の変わったリンダに一言

「お疲れでお休みのところ、わざわざすみません」

余程まぶたの腫れがひどかったのでしょう・・・
　
　
　
嗚呼、記念すべき35歳の誕生日
とっても心に残る HAPPY HAPPY BIRTHDAY！！
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
けっ！